●グラスゴー●


ロンドンのキングス・クロス駅から列車で5時間かけてグラスゴーへ。
思ったよりも都会で驚きました(失礼か?)。二泊したのですが、あまり観光はできなくて ちょっとがっかり。お目当てだったグラスゴー最古の家、「プロヴァンズ・ロードシップ」 (1471年建造)なんてメンテナンスの為閉まってましたし。 諦めきれずに家の周りをぐるぐるまわって外観だけを堪能してきました。虚しい…。
プロヴァンズ・ロードシップ
大聖堂 ■グラスゴー大聖堂■
グラスゴーで唯一観光できた場所。黒ずんだ外観が印象的なゴシック建築の大聖堂です。 15世紀頃の建物で、重厚だけど素朴な感じでした。
周りには魚を象った街灯が並んでいるのですが、 これはグラスゴーの紋章でして、守護聖人の聖マンゴーの伝説を元にしているんだそうです。

大聖堂でのお気に入り。

入り口そばにあった天使(?)の像。水瓶らしきものを持っているので水の女神かもしれない…。
穏やかな表情の像で眺めていると心和みました。どんな謂われがあるのか、 誰が作ったのかもわからないのですが、 予備知識なしに好きだなぁと思うものに出会えるのはとても嬉しい事です。
凄く好きな像なのでもう一度会いたいなぁ。
天使
ステンドグラス

お気に入りその2。ステンドグラス。

グラスゴー大聖堂のステンドグラスは、1947年以降に取り付けられた物が殆どなのだそうです。 古いモノの見本市の様なこの国では比較的新しいと云えましょう(笑)。
聖堂の内装が黒っぽいので、ステンドグラスの色彩が非常に映えていました。 グラスゴーにまつわる伝説がモティーフになっていたりして、知識があればもっと楽しめたのに〜と 少し残念。ぼんやり見ているだけでも楽しいんですが。
聖人様達の顔がキツめに描かれていたのが 個性的かな。もともとあまり良い写真でないので、ニュアンスだけ汲んで下さいませ。
■バラス・マーケット■
同行の友人がバロウランドというライヴハウスに行く為、観光案内所で場所を尋ねた所、 このマーケットに行くと思われたらしく、案内所のおねいさんが親切にいろいろ教えてくれたので、 せっかくだから覗いてきました。肝心のライヴハウスは建物の右部分。白っぽく移っているのがお分かり 戴けるかな?この建物の中と近くの路上にマーケットが出ています。
バロウランド外
バロウランド内

室内マーケットの風景。

ストール(屋台)の木枠がカラフル。この界隈では古本を扱っている店が多かったので、何軒か覗いて みましたが、いまひとつ食指が動かなかったのは児童書がなかったから(笑)。
このマーケットで飛び交っていた言葉ははっきり云って理解不能でした。自分の理解力不足を差し引いても、 訛りがキツ過ぎて…。もの凄い下町言葉なんですもの。物の値段すら聞いてもわからない位だから、 たいしたモノだと思いますよ。

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